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今しか書けない new context

家を買うのかそれともライフスタイルを買うのか

家を買うというよりは

家を買うというのをかんがえると、とてもじゃないけどモチベーション上がらず、思い腰も上がらなかったのですが、自分のライフスタイルを一新する一つのステップ、選択肢の一つとして家を買うことも含めてもいい、と感えると幾分力も抜けて考えられるようになりました。
家を買うというと、何か固定化される気がするし、長い間負債を払い続けなければいけないというマイナスのイメージがかなりつきまとっていましたが、ライフスタイルを自分の趣向に合わせて変えていくことはなんらネガティブなイメージはありません。
その中で、自分はどのような環境で暮らしたいのか、自分はどのようなところに住んで、どのように生きたいのかまで考えるとなると、逆に楽しくなってくると思います。
家を買うことが自分にとっていいことなのかどうか、根本から考えるのです。

多様な生き方からどれを選ぶか

生き方はどんどん多様化しているし、よく言われるような終身雇用の崩れや、社会保障への不安などから、いい意味で収入や安定に頼らないような柔軟な選択肢まで出てきているよう見受けられます。
たとえば週に3日だけ働いて、それ以外の日は山の付近?に格安で購入した家を修復しながらそこでくらいしている人もいます。
シェアハウスを開いたり、狩猟やシェアの文化の中で生きている人もいます。

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そのような実験的とも言える生活に身を投じる必要はないと思いますが、必要性に応じて、自分の野望や趣向や欲望に応じて、何が一番良いのか、考えた結果そういった選択をしたのではないでしょうか。
もちろん彼ら彼女らもその生活が自分にとって最適であるという確証は何もないのではないかと思います。
なんとか経済的にやりくりできるような選択肢を自分なりに探し、そしてその中で自分のライフスタイルを形作っていく。
何度でも繰り返しライフスタイルを練り直す。
どの人も、そうなのではないでしょうか。
経済的(というか生活インフラ的に)に立ち行かなくなれば路頭に迷い、自由もきかなくなって生きるだけで精一杯になってしまうと思います。
そこをギリギリ以上のラインでどのように保ちどのように柔軟に生活していくのか。
それは仕事というものをもしかしたら持たなくてもいいのかもしれませんし、企業に属して働き続けることが必要なのかもしれません。
それも自分の納得のいくものを探し続けたいと思います。

こんな問いが浮かんだら

そんな多くの選択肢、または、もちろん誰もやっていないような生き方を考えるということも含めて、「どう生きるか」の再設計を行う必要性を感じるときが多々あります。
それは今の仕事を換えたくなったときなのか、子どもが生まれたときなのか、それとも大きな自然災害が起きたときなのか。自分を取り巻く環境の変化から影響を受けて自分の考えが変わる瞬間があります。
そういう時に「どう生きるか」という問いが浮かんでくるのです。
(もはや家がどうとかいう話でもないのですが)とりあえずは、盲目的に家を買うということを前提にするのはやめて、自分と自分の家族のライフスタイルをどのようにしていきたいのか、どう設計するのか、を考え、そこに自分たちの金銭的、時間的、人的資産を投資し、変化させていくのか、変えていけるのかを模索することから始めてみるのがいいと思います。